ロシアのラブロフ外相が１８日、米国の対ロシア政策がナチス・ドイツのヒトラーによる対ソ戦争と同じだと主張した。

ラブロフ外相はこの日の記者会見で、「米国がロシアを相手に戦争を行うために欧州を隷属させウクライナを代理人として前に出した。ヒトラーとナポレオンもやはり過去に同じ戦略を使ったことがある」と主張した。

続けて「これはロシア問題に対する最終解決策を探すことが目標。ヒトラーがユダヤ人問題に対する最終解決策を望んだように、西側の政治家らはロシアが戦略的敗北をしなければならないと明確に話している」と付け加えた。

米国家安全保障会議（ＮＳＣ）のカービー戦略広報調整官はこの日のオンライン会見で「ウクライナはロシアとそのだれにも脅威ではない。プーチン（大統領）がロシアの存在が脅かされているといううその話を作り出し、ウクライナにネオナチがいるというとんでもない主張をした後に名分なく侵略した」と指摘した。

続けて「反応する価値がないほどとんでもない」としてロシアが米国をヒトラーとホロコーストに例えたことに「心から不快だ」と反発した。