「プーチンの頭脳」の娘暗殺にロシアが怒り…ウクライナでないエストニアが緊張
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.25 07:16
ロシア連邦保安庁(FSB)がプーチン大統領の「頭脳」とされるアレクサンドル・ドゥーギン氏の娘ダリヤ氏を殺害した容疑者としてウクライナの秘密要員ナタリア・ウォウク氏(43)を特定し、エストニアに逃走したと発表した。ロシアがダリヤ氏の死を機に戦列を整えて報復を予告した中で、容疑者の逃避先と名指されたエストニアは万が一火の状況に緊張を緩めずにいる。
23日(現地時間)、フィナンシャルタイムズ(FT)、ニューヨークタイムズ(NYT)などによると、ロシアの重鎮議員であるウラジーミル・ザバロフは「ウォウク氏を明け渡さない場合、エストニアに強硬な措置を取る」と警告した。エストニアのシンクタンク国際防衛安全保障センターのインドレック・カンニック所長は「ダリヤ氏の死亡事件でウクライナに続きエストニアまでロシアの非難の対象に含まれる可能性がある」と懸念を示した。