台湾「辛ラーメンから農薬成分検出」1000箱廃棄…メーカー農心の釈明は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.01.18 15:50
台湾輸出用の韓国「辛ラーメン」から発がん性物質の農薬成分が検出されたと台湾衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)が18日、現地メディアを通じて明らかにした。メーカーの農心(ノンシム)側は検出された物質が発がん物質ではないとしながらも該当の問題に対して「一時的な外部要因と判断される」とし「韓国内の製品は問題ない」と明らかにした。ただし、問題再発防止のために精密分析機器を補強するなど対策案を用意する計画だ。
この日、自由時報など台湾メディアの報道によると、TFDAは前日(17日)、外国から輸入した食品通関検査で不合格となった製品10件を公開した。この中で「辛ラーメンブラック 豆腐キムチ カップラーメン」に対する残留農薬検査で、発がん性物質「エチレンオキシド」(EO)0.075mg/kgがスープから検出された。