韓国ラーメンメーカー「アーニングショック」…農心・三養営業利益が半減
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.19 15:57
昨年新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)で特需を享受していた韓国ラーメン業界が、今年1-3月期は相対的に良くない成績表を手にすることになった。韓国食品大手の農心(ノンシム)や三養(サムヤン)食品などの営業利益は事実上半減した。コロナ特需が停滞して需要が減少し、原材料価格や海上運賃の急騰など諸般費用がかさんだことが原因だと分析される。
18日、金融監督院電子公示システムによると、農心の今年1-3月期の営業利益(連結基準)は前年同期比55.5%減となる293億ウォン(約28億円)を記録した。売上は7.7%減となる6344億ウォンだ。このうちラーメン等麺類の売上が3000億ウォンで15.4%減った。スナックの売上は6.6%減となる853億ウォンだった。