北京でも「自由をくれ」天安門事件後初の街頭デモ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.29 11:05
中国上海・広州などでゼロコロナ反対デモが続く中、首都北京でも怒った住民たちが街に押し寄せた。27日午後9時30分頃、中国北京の外国大使館団地を流れる河川・梁馬河で市民200人余りがデモを行った。北京での街頭デモは、1989年の天安門民主化運動以来33年ぶりのことだ。
この日のデモは24日、新疆ウイグル自治区のウルムチマンション火災の犠牲者の追悼集会から始まった。ゼロコロナ政策で鎮火が遅れ、脱出できなかった住民10人が死亡した惨事だ。デモ隊は「PCR検査は嫌だ、自由をくれ」「言論の自由、ニュースの自由」等、ゼロコロナ防疫を糾弾するスローガンを叫んだ。警察はデモ隊が集まった堤防道路への進入を両側から遮断した。逮捕を避け、抗議を示すために白紙(A4用紙)を手にする市民が増えた。