韓国、貸付は減ったが借金は増えた…家計になにが
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.23 09:49
急な金利上昇に7-9月期の家計向け貸付が減少した。1~9月の累積で家計向け貸付は昨年末より3000億ウォン減った。関連統計を作成してから初めてデレバレッジ(負債縮小)が進んだ。だが家計向け貸付減少額よりクレジットカード使用額が大幅に増え家計が金融会社に作った負債は過去最大を記録した。
韓国銀行が22日に発表した「7-9月期の家計信用」(速報値)によると、7-9月期基準で家計信用残高は1870兆6000億ウォンで前四半期より2兆2000億ウォン増えた。統計作成が始まった2003年以降で最も大きい規模だ。家計信用は銀行など金融機関と公的金融機関から受けた家計向け貸付とカード使用金額(販売信用)などを含む家計の借金を意味する。