<準備できていない「老人共和国」韓国>貧困・病気・孤立の泥沼
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2022.11.19 12:51
大韓民国が老いている。現在65歳以上の高齢者は815万人で、全体人口5184万人のうち15.7%だ。2049年には40%に達する見通しだ。2025年の超高齢社会(65歳以上が20%)に向かって進んでいる。
働くことを希望する高齢者が多いが、良い職場がない。韓国経済研究院によると、韓国の65-69歳の雇用率は48.6%で、70-74歳は37.1%だ。経済協力開発機構(OECD)国家平均より20ポイント以上も高い。しかし内容をみると、ゴミ拾いや登下校の見守りなど短時間の雇用ばかりで、質が高い職場はほとんどない。このため高齢者は貧困の沼に向かう。