統計取り始めて72年、韓国人の数が減った…国民6人に1人は高齢者
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.28 16:02
昨年、韓国の人口が大韓民国政府樹立後、初めて減少した。政府が樹立されてから公式に人口を集計し始めたのは1949年だ。その後、毎年人口は増え続けたが昨年初めてその勢いが止まった。人口は減ったが高齢層の比率は歴代で最も高かった。全体人口の16.8%が65歳以上の高齢人口だ。
28日に統計庁が発表した「2021年人口住宅総調査結果」を見ると、昨年11月1日基準の総人口は5173万8000人で、前年同じ月に比べて9万1000人(0.2%)減少した。前年比人口が減ったのは調査開始から72年間で初めてだ。人口住宅総調査は大韓民国に居住するすべての国民を対象にしている。出生と死亡による内国人の人口変化だけでなく、外国人の流入や内国人の流出などまで包括している。昨年は歴代最低だった出生率に新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)拡散による死亡者増加が重なった。ここに外国人流入が減少したことも影響を及ぼした。