<W杯サッカー>全長1万キロ、ソウルまでわずか1.3秒…海底を通ってくるカタールの映像
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.18 15:57
カタールワールドカップ(W杯)開幕を4日後に控えた17日。ソウル鍾路区(チョンノグ)KT恵化(ヘファ)支社にあるソウル国際通信センターのITC(国際放送チーム、International Television-control Center)の前には横150メートル・縦60メートルの超大型画面が設置されていた。長い画面の片方には数十個のグラフと図表がリアルタイムで動いていた。世界各国と連結したインターネットと国際電話のトラフィックおよび信号の品質をリアルタイムで示す国際通信中継画面だ。
別の一方では50個以上の分割画面にカタールにあるKT国際放送センター(IBC)が送出する中継画面が埋まっていた。カタールから受けた映像が地上波3局(SBS・KBS・MBC)に無事に中継されるかをリアルタイムで確認できる画面だった。
20日にW杯が開幕すれば、ITCの職員68人のうち46人が3交代で24時間勤務に入る。ソン・ギソクKTソウル国際通信センター長は「W杯期間中の突発状況に備えるため、行事が終わるまで総合状況室を開設し、非常勤務体系に突入する予定」とし「各地上波放送局にエンジニアを派遣するなど各種専門人材がW杯中継に投入される」と述べた。