米国「北が核兵器使用すれば金正恩政権は終末」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2022.10.29 08:55
米国が来月8日の中間選挙を控え、北朝鮮が7回目の核実験など挑発をする可能性に対して強く警告した。北朝鮮が28日、東海(トンヘ、日本名・日本海)上で短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を2週ぶりに発射するなど挑発を継続する中、米国が中間選挙まで朝鮮半島情勢に関連して積極的に状況管理に入ったという見方が出ている。
米国防総省は27日(現地時間)に発表した「2022核態勢の見直し(NPR)」で「北朝鮮が米国または米国の同盟国と友邦を相手に核兵器を使用することは容認できず(その場合)政権の終末を迎えることになるだろう」とし「金正恩(キム・ジョンウン)政権が核兵器を使用して生き残るシナリオはない」と強調した。北朝鮮の核の脅威に対して最も強いレベルの対応意志を明らかにしたのだ。報告書には「北朝鮮が核の技術・物質や専門家を他の国や機関に移転する場合にも責任を問う」という内容も盛り込まれた。