グアムより遠く撃った…北朝鮮、またミサイル挑発(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.05 07:04
北朝鮮が4日午前、中距離弾道ミサイル(IRBM)1発を発射し、日本列島を越えて太平洋に落下させたことは、平壌(ピョンヤン)の韓半島(朝鮮半島)と東アジアに対する挑発が新たな局面に入ったことを意味する。
この日発射されたIRBMが北朝鮮がこれまで正常角度(30~45度)で撃った弾道ミサイルの中で最も遠距離となる約4500キロメートルを飛翔したためだ。最高高度は970キロメートル余り、最高速度は約マッハ17であることが探知された。この日のIRBM発射は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が有事の際に日本本土と沖縄の国連軍司令部の後方基地、米国戦略資産があるグアム基地をいくらでも打撃する可能性があることを誇示し、韓日米同盟に揺さぶりをかけたとみることができる。平壌とグアムの距離は3400キロメートル程度だ。