文前大統領「監査院は無礼」与野党対立激化
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.04 06:54
西海(黄海)で韓国の公務員が北朝鮮により射殺された事件と関連した監査院の書面調査通知に文在寅(ムン・ジェイン)前大統領が「非常に無礼なこと」という激高した反応を出した。野党「共に民主党」は文前大統領の「決死擁護」に出る態勢だ。これに対し与党「国民の力」は、「前大統領だからと聖域はありえない」として監査院の調査に応じることを促した。与野党の強力対峙政局がさらに激しさを増している。
文在寅政権時代に青瓦台(チョンワデ、大統領府)国政企画状況室長を務めた民主党の尹建栄(ユン・ゴンヨン)議員は3日の記者会見で「9月30日に文前大統領に監査院の書面調査に関連した報告を差し上げた。文前大統領は『監査院の書面調査要求は非常に無礼なことだ』という話をした」と伝えた。