孫正義氏が訪韓…サムスン副会長と「600億ドル」ARMディールに注目
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.03 08:04
アーム(ARM)株の引き受けに関連し、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長と孫正義ソフトバンク会長の議論に弾みがつく見通しだ。李副会長がソウルで会うと予告していた中、孫会長が1日に訪韓した。
半導体業界などによると、アームはサムスン電子のM&A(企業の合併・買収)候補で挙がっていたが、単独買収の可能性は低いとみている。得よりも負担が大きいという分析がある中、どのような形の協力案が出るかに関心が集まっている。
アームは英半導体設計企業で、2016年にソフトバンクが買収し、ソフトバンクとソフトバンクビジョンファンドがそれぞれ75%、25%の株式を保有している。ビジョンファンドの損失でソフトバンクが創社以来最大の赤字になると、孫会長はアームを活用した資金の調達に入った。