孫正義「私は未来作る資本家…いかがわしい企業に引かれる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.03 09:53
創業40年。孫正義のソフトバンクは自ら「ロールモデル」と称する300年企業「ロスチャイルド(ユダヤ系金融財閥)」の隊列に上ることができるだろうか。
ソフトバンクは現在孫会長の表現によると「冬の大嵐の真っただ中」にある。孫会長率いる世界最大の技術投資ファンドであるビジョンファンドが投資した滴滴出行やアリババなど中国IT企業の株価が急落、投資損失が雪だるま式に増えた。2019年度の大損失(ウィーワーク上場失敗、ウーバー業績悪化)、2020年度の記録的黒字(クーパン、ドアダッシュ上場による大幅純利益)に続き2021年度の業績もまたジェットコースターのように転ぶ見通しだ。
だが孫会長は1日付日経ビジネスとの新年インタビューで、「15カ年計画を立てて毎週見直している」として短期損失は意に介さないという自信を見せた。自身は「いかに安く買って高く売るかが唯一の正義でありゴールである投資家でなく、お金ではなくて未来をつくる資本家になりたい」とした。