ゲイツ財団-サムスン、下水処理施設が必要ない「新概念トイレ」開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.31 15:17
サムスン電子が下水処理施設の必要がない「新概念トイレ」(Reinvent the Toilet、以下RT)を開発することになった理由を公開した。
サムスン電子は30日、自社のユーチューブ公式チャンネルに「サムスン電子、『新概念トイレ』で地球の難題解決に参加」と題した映像を載せた。この映像には、2019年にサムスン総合技術院が水と下水処理施設なく作動するRTの開発に参加することになった契機や開発過程などが出てくる。
RTは、ビル・ゲイツ・マイクロソフト創業者が理事長を務めるビル&メリンダ・ゲイツ財団が、水と下水処理施設が不足する低開発国に普及させるため、2011年から開発・商用化に取り組んでいる新概念トイレ。ゲイツ財団は中国・インド・南アフリカなどの研究機関と大学に財政を支援してRTの開発を進めてきたが、開発には至らなかった。