韓国、米国主導のアルテミス計画に参加…宇宙強国への飛躍期待
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.30 07:28
50年間止まっていた「有人宇宙飛行プロジェクト」が再稼動される。月に第一歩を残した米国が主導し、韓国をはじめとする他の国も力を貸す。単に月に人間を送るだけでなく、その向こうの「深宇宙(deepspace)」探査の第一歩を踏み出すということから意味が大きい。いわゆる「アルテミス計画(ArtemisPlan)」と名付けられた今月の探査で、韓国は10番目の協定国家として参加した。
韓国は今月初め、月探査船「タヌリ」を米国民間宇宙開発会社スペースXの「ファルコン9」発射体にのせた。6月、韓国型ロケット「ヌリ(KSLV-Ⅱ)」に続いて本格的な宇宙探査に乗り出したという意味が大きい。タヌリの月軌道進入が成功すれば今年は韓国の「宇宙探査の元年」と記録される見通しだ。