「漫画が永遠だと思っていた日本でもKウェブトゥーンブーム」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.29 07:49
尹氏はYLABが数年前から企画・構想してきた世界観「スーパーストリング・ユニバース」をウェブトゥーンとして本格的にイメージ化した『スーパーストリング』の執筆に突入した。「スーパーストリング・ユニバース」はマーベルの『アベンジャーズ』のようにYLABの人気ウェブトゥーンの中のスーパーヒーローを一つの大きな物語の中でつなげる世界観だ。来年韓国と日本で同時連載される『スーパーストリング』は、これまで別々の作品に存在していたキャラクターが一つに集まった、この世界観の本編にあたる作品だ。
◆マーベルのようにYLABを貫く世界観を構想
それだけでなく、尹氏は韓国の作家を中心にして構成されているYLABの人材プールを海外に広げる計画もあたためている。例えばフランスの作家がストーリーを書き、韓国プロデューサー陣がこれを発展させて世界に通用するような作品を完成させる、という形だ。尹氏は「日本の経験を通じて、作家の国籍はどこであろうと、どこに住んでいても一緒に仕事するにあたって全く問題がないことに気づいた」とし「SM・HYBE(ハイブ)のような芸能企画会社が海外の人材を集めてアイドルとしてデビューさせるように、海外の作家と韓国を拠点にウェブトゥーンを作ろうという戦略」と説明した。