サムスンＳＤＩのチェ・ユンホ代表取締役社長が、韓国を訪問中の米インディアナ州知事らと接見してステランティス社との電気自動車バッテリー合弁法人の協力策について話し合った。

サムスンＳＤＩは２６日、チェ社長が前日サムスンＳＤＩ天安（チョナン）事業場で、インディアナ州のエリック・ホルコム知事、インディアナ州のブラッド・チェンバーズ商務長官などを接見したと明らかにした。

チェ社長は彼らにサムスンＳＤＩバッテリーの生産ラインを紹介し、ステランティスとの合弁会社の進捗状況とインディアナ州との協力策について意見を交わしたと会社は伝えた。

サムスンＳＤＩは今年５月世界的な完成車メーカーのステランティスとともに計２５億ドル（約３４００億円）を投資し、インディアナ州コーコモー市に電気自動車バッテリーの合弁工場を建設すると発表している。

年内着工予定の合弁バッテリー工場は年産２３ＧＷｈ（ギガワット時）規模で、２０２５年１－３月期に稼動を開始する予定だ。

合弁工場は、ステランティスが北米組立工場で生産する電気自動車の車種のためにバッテリーモジュールを生産する。