<韓中修交30年>「韓国のもの? 関係ない、クールだから」…中国愛国主義もこうして突破(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.24 08:32
在中国韓国外食協会のオン・デソン会長は「従来の韓食の固定観念から脱離し、チキン・ベーカリー・トッポッキなど斬新なメニューを開発して革新と高級化に出るなら、中国外食市場は今もチャンスの地」と話した。北京外大国際商学院のウ・ジンフン教授は「国家を前面に出した『Kマーケティング』ではなく革新を前面に出した超国籍ブランドが過去の韓流に代わる雰囲気」とし「品質で信頼を築いていけば、当局の圧迫にも中国消費者の強い支持をうけることができる」と助言した。品質の超格差によって競争力を示し、超国籍マーケティングで顧客の心をつかめば中国市場を攻略することができるという意味だ。
過去に西欧列強に国が侵奪された経験がある中国が韓国に対して相対的に警戒を緩めている点を念頭に置いて、これを十二分に活用しなければならないという助言もある。ソウル大学国際大学院の鄭鍾昊(チョン・ジョンホ)教授は「一般の中国人が米国・日本・英国など西欧に抱いている警戒心と被害意識が韓国に対しては相対的に弱い」とし「このような『相対的友好性』は韓国が育てなければならない大切な資産」と指摘した。人民大学博士課程で学ぶ邱麗莎さんは「中国政府と民間が韓国を見る視線は同じではない」とし「韓国の政治指導者が中国民間に友好的という印象を植付けるなら、韓国に対する好感度はもっと上がる」と話した。鄭在浩(チョン・ジェホ)駐中大使が「中国国民の心をつかむ『友好工程』に乗り出す」と知らせたのはこれと同じような脈絡だ。