<韓中修交30年>尹政権、チップ4には「中国排除ではない」…THAADには「協議対象ではない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.22 09:39
1949年10月1日、当時の毛沢東中国国家主席が「中華人民共和国」樹立を宣言してから70年以上にわたり中国は劇的に変化した。経済的には年平均8%台の超高速成長を繰り返し米国とともに「G2」に浮上し、国際社会ではこれまで規範と秩序を主導してきた米国の覇権国の地位を脅かすに至った。
米国との同盟を強化すると同時に中国との貿易もやはり疎かにすることはできない韓国の悩みは米中競争強化に比例して漸増することになった。
5月に発足した尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権はいつになく強力な米中競争の真ん中に立っている。政権発足後、韓国政府は「安米経中」(安全保障は米国と、経済は中国と協力)に代表される文在寅(ムン・ジェイン)政権のバランス外交を脱却し、「戦略的明確性」を強調して韓米同盟を再び前面に掲げた。ただこれに伴う負担も明らかだ。特に米中競争がバッテリーや半導体などサプライチェーン問題を中心にした技術競争に進化し韓国の選択の重量感がさらに大きくなった。