<韓中修交30年>尹政権、チップ4には「中国排除ではない」…THAADには「協議対象ではない」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.22 09:40
尹錫悦政権はTHAAD配備を「安保主権」と規定し協議対象ではないという立場だ。これに伴い「新しい官吏は過去の負債を避けることはできない」として前任の文在寅政権の荷物を引き継げという中国側の要求を一刀のもとに断っている。むしろ文在寅政権の5年間「臨時配備」状態だったTHAAD基地を正常化するための実務手続きにスピードを出している。
大統領室と軍当局によると星州THAAD基地の敷地を米軍側に供与し、基地運用に必要な電力や上下水道施設などを整備する手続きが9月中に終えられると予想される。もちろん現在のコンテナなど仮設の建物で構成された基地をしっかりとした建物に補強・増築し、一般環境影響評価を進めるには追加で1年以上の期間が必要だ。