【コラム】韓日米台チップ4、どうすべきなのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.05 14:18
筋肉隆々の体を誇らしげに対外に示す中国の戦狼外交を見るのは不快だ。周囲にも中国の話になると激しく反中感情を表す人が少なくない。韓国企業は中国からTHAAD(高硬度防衛ミサイル)国内配備に対する報復を受け、文在寅(ムン・ジェイン)政権当時の2017年の「THAAD3不立場」を継承するよう主権侵害的な圧力まで受けた。過去の政権の屈辱的な対中外交が大統領選挙過程でイシューになるほど国民感情は良くない。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は米国主導のインド太平洋経済枠組み(IPEF)参加を宣言した。IPEFは価値を共有する国家間の安定的なサプライチェーン構築が核心だ。米国が提案した半導体サプライチェーン同盟「チップ(Chip)4」参加についても悩んでいる。日本と台湾はすでにチップ4参加を決めた。半導体生産のために設計と装備に競争力がある米国、素材・原料に強い日本との協力は意味が大きい。韓国の半導体主要輸出国である中国の反発にもかかわらず、チップ4は抜けるよりも加入するのがよいという分析が多い。