米空母、台湾近隣で訓練…中国も「戦争対応訓練を再開」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.16 07:47
米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」が14日、台湾の東側のフィリピン海で戦闘態勢維持訓練を始めたと、米第7艦隊がホームページで明らかにした。
「ロナルド・レーガン」が配属された米海軍第7艦隊第5空母打撃群は、ナンシー・ペロシ米下院議長が台湾を訪問した直後の4-10日に中国人民解放軍が台湾封鎖訓練をする間は日本南部の海域に留まり、最近、台湾近隣に移動した。中国シンクタンクの南海戦略態勢感知計画(SCSPI)もこの日、「米空母が8月12日前後にまた南下し、現在、沖縄南側の海上にある」とし、第5空母打撃群の航海軌跡を追跡して公開した。
第7艦隊のホームページはこの日、台湾近隣に進入した「ロナルド・レーガン」のフレッド・ゴールドハマー艦長が「我々は『力による平和』というモットーを胸に刻んでいる」として抑止力を強調したと公開した。第5空母打撃群のマイケル・ドネリー司令官は「敵対的で強圧的な国家の活動が増えてもインド太平洋で米海軍の駐留態勢は変わらない」と強調した。