韓国前外交部長官「脱北者は外国人」に「とんでもない解釈」…判例めぐる争い過熱(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.08.04 11:15
脱北漁民強制送還事件を捜査中の検察が、職権乱用権利行使妨害・職務放棄などで告発された鄭義溶(チョン・ウィヨン)元青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長、金錬鉄(キム・ヨンチョル)元統一部長官らに対する召喚調査時期を調整している中、「場外」での論理戦はすでに幕が上がっている。告発人側は脱北漁民が厳然な韓国人であり、外国人であることが明確でない限り、国外に追放する根拠はないという判例を、被告発人側は北朝鮮は外国であり彼らは外国人に準ずるという判例を挙げて各自有罪・無罪を主張している。
◇「北=外国に準ずる」鄭元室長支える憲法裁判所判例