韓国、派出所長まで加勢した「警察の乱」…行政安全部長官はクーデターと規定(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.26 09:34
行政安全部警察局設置をめぐる対立が激化し、「警察の乱」を超え政局を揺さぶっている。行政安全部の李祥敏(イ・サンミン)長官は25日、全国警察署長(総警)会議が過去の軍内部私組織であるハナ会による「12・12クーデターに準ずる」と話した。李長官は国会対政府質問でも野党の攻勢に、受け流す以上の強攻で対応した。警察中間幹部であるチーム長・派出所長まで集団行動を予告したが、尹熙根(ユン・ヒグン)警察庁長候補者は「振り回されない」として総警会議参加者に対する懲戒など既存の立場を再確認した。
李長官はこの日午前、政府ソウル庁舎への出勤途中に「特定出身者が主導的にしている。軍でいえば各自の衛戍地域を空けて会合をしたものだが、ほとんどハナ会の12・12クーデターに準じる状況で極めて不適切だ」と話した。