WHO、サル痘で国際保健緊急事態宣言…韓国当局も対策へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.25 09:10
欧州で感染拡大中のサル痘に対し、世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言し、韓国保健当局も対策作りを始めた。韓国疾病管理庁は24日、「WHOが23日、国際保健規則(IHR)第2回緊急委員会でPHEICを宣言した。来週、危機状況評価会議を開催し、措置事項を点検する予定だ」と発表した。緊急事態(PHEIC、PublicHealthEmergencyofInternationalConcern)宣言はWHOが下すことができる最高水準の警告で、2009年の新型インフルエンザ、2020年の新型コロナウイルスの感染拡大を含め、7度目となる。
WHOは23日の声明で「サル痘は新たな感染の仕方により世界中に急速に広がっており、国際保健規定(IHR)の緊急事態の基準に符合する」と発表した。サル痘は、これまで75カ国で1万6000件以上発生している。