症状を隠したサル痘疑い者、「熱はない」と通過…空港検疫が問題に=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.22 14:29
韓国内で初めてサル痘感染疑い患者2人が発生した中で、このうち1人は疑い症状があるにもかかわらず空港の検疫を通過したことが分かった。入国後一日経過した後で病院を訪れて隔離され、その間に地域社会感染の可能性を排除できなくなった。
22日、疾病管理庁によると、サル痘疑い患者の外国人Aさんは20日に航空便で韓国に入国した。疫学調査でAさんは入国前日の19日から咽喉痛やリンパ線病症など全身症状と共に水泡性皮膚病変症状が発生したことが分かった。Aさんは入国当時、検査基準以上の発熱はなく、健康状態質問書には「症状なし」と表記して症状があったにも関わらず空港を通過することができたことが分かった。