「米国の目標は中国…想像超越した悪」 中国で広がったサル痘陰謀説の原因
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.24 10:11
サル痘(monkeypox)の拡散憂慮が高まる中で、中国ソーシャルメディアを中心に米国が意図的にサル痘をまき散らしたという陰謀説が広がっている。
23日(現地時間)、ブルームバーグ通信によると、651万人のフォロワーを保有した微博インフルエンサーのシュー・チャン氏は微博で「米国が生命工学的に操作されたサル痘ウイルスをまき散らそうと計画していた」と主張した。
米国非政府組織「核脅威イニシアティブ(The Nuclear Threat Initiative)」は昨年、サル痘が2022年5月15日仮想国家である「ブリニア(Brinia)」で初めて登場し、18カ月間で全世界に広がる大流行を描いたシナリオを公表した。サル痘の拡散を予想し、これに備えなければならないという趣旨だ。