文政権の安保室「脱北漁民、亡命意思問わず現場で退去・送還」 海軍・海警に指針
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.15 11:25
文在寅(ムン・ジェイン)政権の青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室が「脱北民強制送還」の直前、38度線を越えた北朝鮮の船舶と住民への対応指針を定め、関連事案を直接統制していたことが明らかになった。特に該当指針には海軍・海警などが初動段階で亡命意思確認手続きなどを「自制すべき」という内容があり、論議を呼ぶと予想される。
国民の力の韓起鎬(ハン・ギホ)議員(国家安保紊乱実態調査TF委員長)によると、文政権の国家安保室は「北船舶・人員管轄水域内発見時の対応マニュアル」という指針を脱北民強制送還事件が発生する2カ月ほど前の2019年9月に制定した。それ以前までは北朝鮮の船舶・住民が南側に入れば国家情報院が主管したが、安保室が直接管理するよう変更した。当時は三陟(サムチョク)港木船入港(2019年6月)、東海(トンヘ、日本名・日本海)北方限界線(NLL)を越えた北朝鮮船舶の拿捕(2019年7月)などが相次いで発生した時期だった。青瓦台はこの指針を厳格に適用し、「安保室の指示に反して北の船舶を拿捕した」として、青瓦台民情秘書官室行政官が当時の軍作戦最高責任者の朴漢基(パク・ハンギ)合同参謀本部議長を調べた。