韓国金融委員長「必要なら空売り一時的禁止を検討」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.12 13:53
新たに金融委員長に就任した金周顕(キム・ジュヒョン)氏が、最近変動性が大きくなった韓国株式市況の中で空売りの一時的禁止を検討するかもしれないとの立場を明らかにした。市場全般の変動性が拡大していることからすべての政策手段を動員して金融リスクに対応するためだ。
金氏は11日、就任直後に開かれた記者懇談会で「空売り禁止」に関する質問に対して「韓国だけでなく外国も、必要な場合、市場が急変するなら空売りを禁止する」とし「市況を見て必要なら空売りだけでなく株式市場安定化基金も活用しなければならないだろう」と述べた。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)パンデミック初期の2020年3月、金融当局は約10兆ウォン(約1兆円)規模の株式市場安定化基金を投じた。