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韓国、今年上半期の貿易赤字が103億ドル…過去最大規模

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.07.01 14:15
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韓国の今年上半期の貿易赤字が103億ドル(約1兆3920億円)で上半期基準で過去最大規模を記録したことが分かった。

韓国産業通商資源部が1日に発表した上半期輸出入動向資料によると、上半期の輸出は昨年同期比15.6%増となる3503億ドル、輸入は26.2%増となる3606億ドルだった。

 
これに伴い、貿易収支は103億ドルの赤字を記録した。これは上半期基準で過去最大規模だ。従来の最大赤字は1997年の91億6000万ドルだった。

輸出額は昨年下半期の記録(3412億ドル)を越えて半期基準で最高実績を更新した。半期基準で3500億ドルを突破したのは過去初めてだ。

今年に入ってすべての月の輸出額が該当月の歴代最高実績を記録した。このうち3月と5月はそれぞれ月間基準1位、2位を記録した。

品目別には造船を除く主要14大品目が増加した中で、半導体・鉄鋼・石油製品・バイオ・二次電池などは歴代上半期1位の実績を記録した。

地域別では独立国家共同体(CIS)を除く主要8大地域が増加し、このうち主要4大市場である中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)・米国・欧州連合(EU)などは歴代上半期1位を記録した。

しかしエネルギー・原材料価格の急騰で輸入額は輸出額を上回る3606億ドルとなった。

特に原油・ガスなどエネルギー輸入額が昨年上半期に比べて400億ドル以上増えた879億ドルと集計され、貿易赤字の核心要因として作用した。

加えて鉄鋼・非鉄金属などの原材料輸入額が拡大し、高騰した価格で輸入が増加している農産品も一部影響を及ぼした。

6月貿易収支は24億7000万ドルの赤字を記録し、4月から3カ月連続の赤字となった。

貿易収支が3カ月連続赤字を記録したのは国際金融危機当時の2008年(6~9月)以降、14年ぶりのことだ。

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