「ヌリ号」キューブ衛星の信号を受信…射出成功
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.30 13:32
韓国型ロケット(KSLV-II)「ヌリ号」に搭載されて高度700キロの軌道を回っている性能検証衛星がキューブ衛星(超小型衛星)の射出(分離)に成功した。このキューブ衛星を製作した朝鮮大は30日未明、キューブ衛星からの受信に成功した。
科学技術情報通信部と韓国航空宇宙研究院は29日午後4時50分ごろ朝鮮大のキューブ衛星「STEP Cube Lab-II」の分離に成功し、30日午前3時48分ごろ地上局で一部の状態情報(ビーコン信号)を受信したことを確認した、と明らかにした。
キューブ衛星が送った状態情報には衛星のモード、姿勢、GPS状態(現在はOFF)、バッテリーモード、バッテリー電圧情報などが含まれている。バッテリーモードと電圧は正常という。ただ、当初はキューブ衛星が韓国上空を飛行する時に20回の反復的な状態情報受信を目標にしていたが、この時間帯には2回の受信に終わった。