米国を襲った「絶望死」、韓国にも現れ始めた…危険レベルに達した3つの指標
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.30 08:36
自殺と薬物・アルコール中毒に伴う死亡を意味する「絶望死(Deaths of Despair)」が韓国でも危険レベルまで高まった。
社会的孤立感が高まり、経済的両極化が深刻化していることが原因に挙げられる。絶望死は2015年ノーベル経済学賞を受賞したアンガス・ディートン氏が提起した社会問題で、最近米国の低所得・低学歴の白人労働者階層で多く発生している。ディートン氏は貧富の差が拡大する中で、彼らが共同体生活で疎外され、絶望死の絶壁に追い詰められていると診断している。29日、韓国放送通信大学のカン・サンジュン教授をはじめとする研究陣が行った大統領直属政策企画委員会研究サービス報告書「韓国の絶望死研究:原因の分析と代案提示」によると、韓国でも同じような現象が現れている。