【コラム】「不幸な」国連認証先進国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.07.08 10:46
先進国を英語で何というか。中学校の時だったか高校の時だったか、ある授業時間に先生がこのように尋ねた。国を示すカントリー(country)は簡単だがその前につく修飾語が少し難しい。一部の生徒たちの口からアドバンスト(advanced)、デベロップド(developed)などの単語が出てくる。先生が説明する。先進国は開発が完了したのでデベロップドカントリー、開発途上国または中進国は開発が進行中なのでデベロッピングを使う。韓国はデベロッピングカントリーだが、速く先進国にならなければならないだろう。
韓国が国連が認める先進国になったというニュースに記憶も薄れていた1980年代の授業時間に聞いたデベロップドが思い出された。
国連貿易開発会議(UNCTAD)は2日、スイスのジュネーブで開かれた第68回貿易開発理事会閉幕会議で、満場一致で韓国の先進国グループ入りを承認した。韓国はこれまで開発途上国グループにいたが、今回米国、フランス、日本などが含まれる先進国グループに変わった。開発途上国から先進国への変更は1964年のUNCTAD設立以来韓国が初めてという。