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<サッカー>「NO SON」に英ファンも怒った…PFA「最優秀選手」候補に孫興民は入らず

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.06.02 12:09
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「NO SON(孫興民がいない)」。

2日(日本時間)、イングランドプロサッカー選手協会(PFA)が「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(年間最優秀選手)」候補6人を発表した後、ツイッターのリアルタイムトレンドに登場したハッシュタグだ。

 
PFAが発表した最終候補6人は、マンチェスターシティのケビン・デ・ブライネ(ベルギー)、リバプールのモハメド・サラー(エジプト)、サディオ・マネ(セネガル)、フィルジル・ファン・ダイク(オランダ)、トッテナムのハリー・ケイン(イングランド)、マンチェスターユナイテッドのクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)だ。

しかし今季PKゴールなく23得点してアジア選手初のプレミアリーグ得点王になったトッテナムの孫興民(ソン・フンミン)の名前はなかった。孫興民は今季リーグだけで攻撃ポイント30(23得点7アシスト)をマークした。記録でもマネ(16得点2アシスト)とロナウド(18得点3アシスト)を上回る。

ファンはSNSに孫興民が候補に含まれなかった理由に疑問を提起した。ファンは「ケインとロナウドが含まれて孫興民は抜けた?」「アジア人はパスなのか、人種差別ではないか」という反応を見せた。候補6人は欧州選手が4人、アフリカ選手が2人だ。

海外メディアも反応した。ザ・サンは「衝撃的なノミネーションだ。ロナウドが含まれたが、得点王の孫興民が抜けた」とし「ロナウドはリーグで18得点したが、マンUに復帰してから混乱のシーズンを送った。チームの戦術に適応しなかったという批判を受けた。ロナウドが含まれて孫興民が犠牲になった」と報じた。

フットボールロンドンは「トッテナムのファンは孫興民の代わりにロナウドが候補に入ったことに怒っている。ファンはロナウドは指名される価値がなく、孫興民と入れ替わるべきだと考えている。孫興民はPKゴールなく23得点した半面、ロナウドはPKゴールを除いて15得点にすぎなかった」と伝えた。米ブリーチャーレポートも「PKゴールなく23得点。ゴールデンブーツ。PFA最優秀選手脱落」とし、疑いのフェイスマークを付けた。

トッテナムのレジェンドFWディミタール・ベルバトフは「今季、孫興民はケインよりも活躍した」とし「今季の孫興民は素晴らしい瞬間と得点を生み出した。孫興民の活躍を認めなければいけない。孫興民こそが今年の最優秀選手であるべきだ」と強調した。

孫興民が候補に含まれなかった理由は何か。PFA年間最優秀選手賞はイングランドプロサッカーで個人に与えられる最も名誉ある賞だ。イングランドリーグとフットボールリーグの92クラブのPFA会員選手の投票で行われ、同じチームの選手は選択できない。今回の候補6人は最も多くの票を受けた上位6人だ。

ファンネイションは「15年ぶりの最悪のシーズンとなったロナウドが含まれたのを見ると人気投票のようだ。下位ディビジョンでプレーするイングランド選手の有権者の間で、イングランド代表の主将ケインが孫興民より優位になった可能性もある」と伝えた。

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    2022.06.02 12:09
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    アジア選手で初めてプレミアリーグゴールデンブーツを受賞した孫興民(ソン・フンミン) [写真=孫興民 インスタグラム]
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