サッカーブラジル代表のネイマール（３０、パリ・サンジェルマン）が韓国代表との試合を控えた前日の練習中にけがをした。

韓国代表とブラジル代表は２日午後８時、ソウルワールドカップ（Ｗ杯）競技場で親善試合を行う。しかしネイマールが前日にソウルＷ杯競技場で行われた練習中に足を痛めた。

１１対１１のミニゲームでネイマールは選手と衝突し、右足を握りながら座り込んだ。タッチラインの外側に出て応急処置を受けたネイマールは競技場から抜け、練習に戻ってこなかった。

ブラジルのチームドクターは記者会見で「右足首のけがではない。以前のけがの部位にトラウマがあり、心配されるために直ちに治療をした。上部にやや腫れがある」とし「治療をしながら今夜、当日の朝まで状態を見る予定だ。現在のところ試合に出場できるかどうか話すのは難しい。当日の朝の状態、腫れの具合も見て話すことになるだろう」と伝えた。ネイマールは２０１８年と１９年、右足の中足骨をけがして３カ月以上欠場している。

ネイマールの状態に特に問題がなければ２日の韓国戦に出場する可能性もある。しかし状態が良くなくて韓国戦に出ない場合、孫興民（ソン・フンミン、３０、トッテナム）とネイマールの９年ぶりのリターンマッチは不発となる。

２０１３年１０月にソウルＷ杯競技場で開催された親善試合でネイマールはＦＫゴールを決めた。一方、孫興民は攻撃ポイントなく後半に交代した。当時、韓国は０－２で敗れた。

一方、先月２６日に入国したネイマールは忠実に練習を消化した。練習時間以外には時差適応のために観光を楽しんだ。先月２７日に南山（ナムサン）Ｎソウルタワーに行って団体写真を撮り、チームメートのアイスクリームをふるまった。翌日には京畿道龍仁（ヨンイン）のエバーランドでジェットコースターに乗った。ネイマールは２９日夜、江南（カンナム）のクラブで高価なシャンパンを注文し、１２００万ウォン（約１２０万円）を決済した。