テラ運営元が担保として保有…35億ドル相当のビットコインの行方は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.17 07:32
99.99%急落した「ルナ」と姉妹暗号資産である「テラ」の価値を守るためにテラフォームラボが保有してきた35億ドル(約4523億円)相当のビットコインの行方に対し投資家とメディアが疑惑を提起し、テラフォームラボが16日にビットコインの大部分をテラの価値防衛にすでに使ったと明らかにした。
ルナ財団は16日にツイッターを通じ「テラの価格防衛に向け9日から13日までに保有していた8万ビットコインを使い313ビットコインが残った」と明らかにした。ルナ財団(LFG)はテラフォームラボが「テラ生態系」を支援するために作った。ルナ財団は「テラの価格が1ドル以下に落ち、ビットコイン(BTC)、テザー(USDT)、バイナンスコイン(BNB)などの準備金のうち合計3兆5000億ウォン分をテラに交換した」という立場だ。
ルナ財団が明らかにした現在残っている準備金は313ビットコイン、3万9914バイナンスコイン、197万3554アバランチ(AVAX)、18億4707万テラ(UST)、2億2271万ルナなどで、16日午後の相場で換算すると3億2230万ドル規模だ。ルナ財団は「残った資産はテラ小口保有者にまず補償するのに使う。多様な配布方法を協議中で近く公表する」と明らかにした。