仮想通貨関連株相次ぎ急落…「連日ショック」で個人投資家パニック=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.05.24 11:18
会社員のイさん(35)は最近ビットコインの「ビ」の字を見るだけで胸が痛む。彼は今月初めに1400万ウォン(約135万円)で米ナスダック市場に上場した仮想通貨取引所コインベースの株式を買った。11日に303ドルまで上がった株価は21日には224.35ドルまで下がった。イさんは21%以上の含み損を出している。彼は「ビットコイン直接投資の代わりに関連株式を買ったが大きく後悔している」と話した。
米国と中国の規制強化で触発した「仮想通貨ショック」が関連銘柄の株価も大きく引き下げた。個人投資家のうち仮想通貨関連株を買った投資家の含み損も大きくなる状況だ。韓国証券市場ではトゥナムの株式を保有する会社の株価が大きく下がった。トゥナムは仮想通貨取引所アップビットを運営する会社だ。KOSDAQ市場に上場したエーティナムインベストの株価は20~21日の2日間で15%急落した。エーティナムはトゥナムの株式6.6%を持っている。同じ期間にトゥナムの株式7.6%を持つウリ技術投資は14.8%、6.2%を持つハンファ投資証券は9.3%値を下げた。KOSDAQ上場企業であるビデンテの株価も2日間で15.2%下落した。ビデンテは仮想通貨取引所ビットサムの運営会社であるビットサム・コリアの株式10.3%を持っている。