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帰国した韓国人義勇軍「30メートル前で爆撃…部隊員の半分が吹き飛んだ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.10 11:54
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ウクライナ戦争に参戦して帰ってきた韓国人義勇軍が、近距離に砲弾が落ち部隊員の半数が死亡したと主張した。

JTBCが10日に報じたところによると、検察は韓国人義勇軍A氏を旅券法違反容疑で捜査中だ。A氏は許可なく旅行禁止地域であるウクライナを訪問した容疑を受けている。

 
A氏は前日の9日に、JTBCとのインタビューで3月13日にウクライナ西部ヤボリウの軍事基地でロシアのミサイル攻撃を受けた当時の状況を公開した。この軍事基地は外国人義勇軍が訓練を受ける所だ。

A氏は当時20発のミサイルが浴びせられたと主張し、「30~40メートル近くで火の手が上がった。(ミサイルで)弾薬庫が撃たれて。銃声なのかミサイルの音なのか区別できなかった」と話した。

また「最初に将校のテントが吹き飛び指揮官が戦死してしまった。2番目に兵士のテントと食堂、期間兵の半分が飛んで行った。そして弾薬庫と倉庫が吹き飛んでしまった」と振り返った。

A氏は「本当に泣きたかった。横にいた友達がミサイルが落ちるたびにうなだれた。最初は恐ろしかったが2~3回目のミサイルからは恐くなかった。横にいる(同僚を)肌の色は違うが、家族だと考え一緒にこらえた」と話した。

彼は爆撃時にパスポートと携帯電話をなくし、パスポート再発行などのために帰国したが、旅券法違反で告発されて出国できず捜査を受けている。

旅券法違反容疑が認められれば1年以下の懲役または1000万ウォン以下罰金に処される可能性がある。

一方、A氏は「居住移転と良心の自由を制限された」として旅券法関連条項に対する憲法訴願を提起した。



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