北朝鮮が恐れるF35Aが飛ぶ…尹大統領就任の前日に韓米連合空中訓練開始
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.09 14:44
韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の就任式を翌日に控えた9日から韓米空軍が2週間の日程で空中連合訓練を始める。複数の軍情報筋によると、北朝鮮が恐れるF35Aステルス戦闘機が今回の訓練に参加するという。韓半島(朝鮮半島)内の韓米連合資産のうち最も強力な武器が投入されるということだ。軍内外では「尹錫悦政権の発足で当分は南北間の対立局面が予想される中、北の挑発に対していつでも懲らしめるという警告のメッセージ」という見方が出ている。
今回の連合訓練は毎年この時期に実施している年次訓練。軍当局は大統領就任式と訓練日程が重なることについて「すでに以前から計画されたものであり関係ない」という立場だ。しかし一部では「5年周期の就任式日程はすでに確定した事項であり、(重なることを)知りながら訓練の計画を組んだ」という見方もある。韓米空軍は今回の訓練に「コリア・フライング・トレーニング(KFT)」という名称を付けた。