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韓国、F35Aステルス戦闘機を動員してエレファントウォーク訓練

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.03.26 13:02
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韓国空軍のF35Aステルス戦闘機が一斉に滑走路の両側に並ぶ「エレファントウォーク」訓練で、北朝鮮に対する武力示威をした。

韓国国防部は25日、徐旭(ソ・ウク)国防長官がある空軍基地を訪問し、F35Aのエレファントウォーク訓練を現場で指揮し、前日の北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射に関連して軍事対応態勢を点検したと明らかにした。

 
エレファントウォークとは、複数の戦闘機が最大の武装をし、滑走路上で密集隊形で離陸直前段階まで地上滑走する訓練をいう。全面戦争や有事を想定して最大武装した戦闘・爆撃機が迅速に出撃する演習で、今回の措置は北朝鮮の相次ぐ挑発に対する抑止力示威レベルという。韓国軍がエレファントウォークのような大規模な武力示威をしたのは現政権に入って初めて。この日の訓練には28機のF35Aが動員された。

政府は米防衛産業企業ロッキードマーチン社のF35Aを次世代戦闘機の機種に選定した。2018年3月の1号機をはじめ、今年1月に最後の4機が引き渡され、40機の導入が完了した。F35Aの導入には計7兆7700億ウォン(約7770億円)ほどの予算が投入された。

国防部は「徐長官が1月31日の陸軍ミサイル司令部訪問に続き、戦略的打撃体系の中枢的役割を担うステルス戦闘機運用部隊を訪問したのは、わが軍の確固たるミサイル対応態勢と能力を点検するレベルだった」と説明した。

徐長官は現場で北朝鮮のICBM試験発射を糾弾し、現場の指揮官と操縦士に万全の態勢を維持するよう指示した。徐長官は「北のICBM試験発射は、国際社会に約束したICBM発射猶予を自ら破棄するものであり、複数の国連安保理決議に対する露骨な違反」とし「韓半島(朝鮮半島)はもちろん国際社会の平和と安定を害する深刻な行為だ」と述べた。続いて「全天候型隠密浸透と精密打撃の能力を備えたF35Aを活用して圧倒的な戦略的勝利を達成し、北の追加行動を抑止できる万全の軍事対応態勢を維持すべき」と強調した。

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    韓国、F35Aステルス戦闘機を動員してエレファントウォーク訓練

    2022.03.26 13:02
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    徐旭(ソ・ウク)国防部長官が25日、空軍基地でF35Aの「エレファントウォーク」訓練を現場指揮し、北朝鮮のICBM発射に関連して韓国軍の軍事対応態勢を点検した。写真は訓練中のF35Aステルス戦闘機。 国防部提供
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