世界最大「セフォラ」も大苦戦…韓国ビューティーセレクトショップの残酷史(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.27 07:46
グローバルビューティー最大手として名声を轟かせていた化粧品セレクトショップ「セフォラ(Sephora)」が2年連続で赤字に苦しんでいる。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)による悪材料はもちろん、韓国化粧品市場のトレンドについて行くことができなかったためという分析が出ている。
26日、金融監督院の電子公示によると、セフォラコリアの昨年売上は124億ウォン(約12億5100万円)だった。前年比売上は12.7%減少し、営業利益は赤字化した。営業損失は142億ウォンを記録した。資本金262億ウォンから資本総計-98億ウォンへと昨年「完全資本蚕食」状態となり、欠損金は355億ウォンに達する。負債が企業資産を上回った状態だ。