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接種率0%は全世界で2カ国だけ…コバックス、北朝鮮にワクチン183万回分を再配分

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.04.12 11:06
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国際ワクチン共同購入プロジェクト「コバックス(COVAX)」が北朝鮮に支援する予定だった新型コロナワクチンを全量取り消してから約10日後に183万回分を再び配分した事実が確認された。

12日、国際連合児童基金(ユニセフ、UNICEF)の「新型コロナワクチン・マーケット・ダッシュボード」によると、北朝鮮にワクチン182万8800回分が配分された。ただし、ワクチンの種類は公開されておらず、供給者が準備を完了するか移送中の物量はまだないことが表示されている。

 
北朝鮮は今年、アストラゼネカ(AZ)ワクチン128万8800回分と米国製薬会社ノババックスのワクチン「Covovax」25万2000回分の配分を受けた。だが、受け入れ意思を明らかにしなかったため、今月初めに割当量が取り消しになっていた。

1日、米国のラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、コバックスの報道官は「現在、コバックスが北朝鮮に配分した具体的な新型コロナワクチンの分量はない」とし、北朝鮮が配分されたワクチンを導入しなければ該当物量は他の国が使えるように再配分するとして取り消し理由を説明した。このため、今回のワクチン再配分が北朝鮮の受け入れ意思の表明に伴ったものなのかどうかに関心が集まっている。

一方、北朝鮮は新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の感染者と死亡者が全くいない清浄国を自任し、防疫を理由に2年以上国境を統制し、外部の支援も制限的に受け入れている。現在、世界で新型コロナワクチンの接種を1回目すら始めていない国は北朝鮮とアフリカのエリトリアの2カ国だけとなっている。

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