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慰安婦被害者の李容洙さん「女性家族部がなくなればおしまい」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.02.10 13:59
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日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん(94)が10日、李俊錫(イ・ジュンソク)国民の力代表に「女性家族部がなくなれば私たちはおしまいだ」とし「女性家族部廃止」公約の再考を訴えた。

李容洙さんはこの日午前、国会で李代表に会い、国会レベルの「慰安婦問題」国連拷問等禁止条約の回答を求める決議案通過を要請した後、「1つお願いがある」と言うと「女性家族部を廃止すること、それ(女性家族部)をなくしたとしたら私たちはおしまいだ」と述べた。

 
李代表は「(慰安婦被害者関連の)仕事をしっかりする部署を置いて支援するようにする」と述べた。

同席した李容洙さんの関係者は「女性家族部の予算を2倍に増やせばいい。そうすれば、より多くの事前準備をうまくできる」と述べた。

李代表は「公約が出て、大統領候補がそのように決めた」とし「女性家族部廃止」が尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補の公約だという点を説明した。

李容洙さんが再び「女性家族部がなければ私たちはおしまいだ」と言うと、李代表は「私たちが慰安婦問題に対してより大きな予算とより大きな支援をする」と約束した。

李代表は面談後、記者団に会い、李容洙さんが女性家族部廃止反対の立場を示したことについて「その部分は公約化した事案で、細かい検討がなされているため立場は変わらないと思われる」と述べた。

続けて「ただ、李容洙さんのお言葉は女性家族部で遂行していた慰安婦被害女性支援などがまったく支障がないように願うということを意味すると受け止めている」とし「実際、慰安婦問題に関しても私たちが改編する政府組織法体系下では、より実務的で強い交渉力を持つ部署庁が担当して処理することを期待している」と述べた。また、「外交的力量を強化するために、外交部でもこの問題を自分たちの主人かのように担って処理できればいいと思うし、労働と人権に関する部署の改編案も強化する方向で進める」と付け加えた。

李容洙さんはこの日の面談で「大統領が命じて外交部が書簡を出せばいいのに、なぜしないのかわからない」とし「国連拷問等禁止条約をするように法案を通過させてほしい」と求めた。

李容洙さんは李代表と同席した河泰慶(ハ・テギョン)議員の手を握って「(河泰慶)議員もそうだし、若い李俊錫代表もそうだ。私の甥もイ・ジュンソクだ」と言い、周囲の笑いを誘った。

河議員は「暖かくなれば私たちの党が李さんをお連れして国連拷問等禁止委員会があるスイスのジュネーブに行く」と決議案通過を約束した。

国民の力の梁琴喜(ヤン・クムヒ)議員は、国連拷問等禁止条約の回付を促す決議案を代表発議した状態だ。李容洙さんは慰安婦問題の国連拷問等禁止委員会(CAT)手続の回付と関連して声を出している。

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