韓国、世界の原発432基建設推進に…「チームコリア」で受注総力戦(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.30 12:33
韓国の原発輸出が急流に乗っている。韓国水力原子力は最近エジプトのエルダバ原発事業コンベンショナル・アイランド部門の契約に向けた単独交渉対象者に選ばれた。120万キロワット級4基で構成されるエルダバ原発は2017年にロシアが全事業権を獲得し、今年着工して2028年の1号機商業運転を目標にしている。コンベンショナル・アイランドは原発でタービンや発電機などがある付属建物を示す。原発は建設期間が長く規模が大きいだけに全事業を受注しても今回のように一部は他の国と協力して進めるケースが多い。
韓国水力原子力は来月までに価格など細部条件交渉を終えた後、4月に正式契約を締結する予定だ。前例から見ると特別な問題がなければ受注は確実視される。韓国の原発業界は今回の契約を恵みの雨のように感じている。エルダバ原発事業は総額35兆ウォン規模に達するが、そのうちコンベンショナル・アイランド部門は兆単位規模の契約が予想されるためだ。韓国としては2009年にアラブ首長国連邦(UAE)バラカ原発事業から13年ぶりの原発輸出で兆単位の実績を収めることになる。これまでは1件当たり100億ウォン未満の小規模受注にとどまっていた。