「韓国原発、大規模な地震・津波・戦争でも安全」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.03.09 15:32
3・11の日本福島原発事故から10年を前に、韓国原子力発電所の安全性に対する関心が高まっている。韓国で福島のような地震が発生しても、韓国の原発は安全だというのが韓国水力原子力(韓水原)と原子力専門家らの診断だ。
9日、韓水原によると、韓国の原発は建設当時からマグニチュード6.5~7.0の強震に耐えられるように耐震設計された。原発が建てられた場所も一般の土砂地盤ではなく、岩盤の上だ。地震が発生したときに伝わる振動が30~50%程度小さい。
その後、福島原発事故を契機に耐震性能基準をマグニチュード7.0以上に強化した。性能向上が必要な一部の設備は交換し、構造補強などを追加した。新古里(シンゴリ)5・6号の場合、マグニチュード7.4までの地震に耐えることができる。韓国で発生した最大規模の地震は、2016年に慶州(キョンジュ)で発生したマグニチュード5.8の地震だ。