韓米同盟、最近北ミサイル挑発にすれ違い…北朝鮮、隙を狙って「割り打ち」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.21 07:06
北朝鮮の核・ICBM(大陸間弾道ミサイル)実験再開の脅威は挑発が多かった2017年に逆戻りするかもしれないという空威張りだ。これに対応するには韓米の北核共助が必須だが、韓米政府の対応はすれ違いの様相を呈している。
最近、韓国外交部と米国国務省の間には北核首席代表(1月5日、11日)→次官補(12日)→長官(15日)→1次官(19日)など連鎖的に有線協議が行われた。外交部は「韓米が最近高官協議を連鎖的に進めている」と強調した。
だが、北朝鮮に対するメッセージは明確に異なっていた。バイデン政府は最近の北朝鮮の相次ぐミサイル発射について「挑発(provocation)」を越えて「攻撃(attack)」と規定して追加制裁に入ったのに比べて、韓国政府は「遺憾」と「懸念」だけを繰り返している。