「バイデン政権の米国、日本をさらに必要とする…日韓関係介入には限界」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2021.01.23 12:54
米国のバイデン政権の発足を受け、各国がホワイトハウスの動きに注目している。前任のトランプ大統領に密着していた日本も同じだ。特に安倍晋三前首相はトランプ前大統領と「ブロマンス」という言葉が出るほどの相性を誇示した。日米両国の指導者がともに交代した状況で、日米関係、さらに韓日米の構図にはどのような変化が生じるのだろうか。
日米関係専門家の中山俊宏慶応大教授(54)は19日、中央日報のインタビューで、「『安倍-トランプ』の組み合わせは特別なケースであり、『菅-バイデン』の組み合わせの下では通常の日米関係に回帰するだろう」と述べた。ただ、日米同盟は国際秩序に基づいてその必要性が維持されるため、指導者が交代しても大きな変化はないと話した。中国牽制などのための日米同盟の役割はバイデン時代にむしろ大きくなるということだ。