バイデン政権がムチを手に…北朝鮮のミサイル挑発に初の金融制裁(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.01.14 08:35
米国のバイデン政権が「北朝鮮制裁時計」を早めた。米国の独自制裁に続いて国連安全保障理事会レベルの追加措置まで要求するカードを取り出した。バイデン政権の発足後、北朝鮮のミサイル挑発に対する最初の制裁だ。
北朝鮮制裁体制の両軸である独自制裁と国連安保理制裁案に同時に言及したのは、米国が北朝鮮の極超音速ミサイル発射など最近のミサイル開発水準を深刻な脅威として受け止めているということだ。
米国のリンダ・トーマス・グリーンフィールド国連大使は「昨年9月から北朝鮮が国連安保理決議を違反する弾道ミサイル発射をしたことに対し、国連レベルの制裁を提案する」とし「これは米財務省・国務省の独自制裁に続く(追加)措置」と12日(現地時間)、明らかにした。米財務省はこの日、北朝鮮の大量破壊兵器(WMD)および弾道ミサイルプログラムに関与した北朝鮮国籍者6人とロシア国籍者1人の個人7人とロシアの機関1カ所を制裁対象に追加する独自の制裁を発表した。