日本の新型コロナウイルス感染症（新型コロナ）新規感染者数が１１日午後８時３０分を基準に６２３９人となったとＮＨＫが報じた。一日感染者数が６０００人を超えたのはすでに５日連続だ。

地域別には、東京都が９６２人で最も多かった。先週東京の感染者数が１５１人水準だったことを考えると、１週間で６倍急増した。

感染性が強いオミクロン株の影響とともに流動人口と集いが多かった年末年始の効果が重なり、新規感染者が急増の勢いを見せているとみられる。実際、東京の場合、新規感染者の約８０％がオミクロン株に感染したと推算されている。

米軍基地のオミクロン株による集団感染が発生している沖縄は７７５人の感染者が発生し、大阪では６１３人の感染者が発生した。

この日、日本の新型コロナ関連新規死亡者は北海道と群馬県でそれぞれ１人ずつ計２人発生した。人工呼吸器治療を受けていたり、集中治療室に入院していたりする重症患者は１００人で、前日より１０人増えた。

一方、日本政府の集計とは別に集計される駐日米軍感染者はこの日３６３８人となったと外務省が自民党会議で報告した。この中で６０％以上である２３０２人が沖縄で発生した。施設別には沖縄▼キャンプ・ハンセン３６２人▼嘉手納基地２７４人－－など残りの１１５１人は所属を確認中だ。

その他に▼山口県岩国基地５１８人▼神奈川県横須賀基地２４５人▼青森県三沢基地１８３人▼神奈川県厚木基地１０９人▼東京都横田基地９３人▼長崎県佐世保基地８６人－－などだ。